2008年04月18日

2区間定期券と東京の電車特定区間

JR通勤定期は節約が可能な仕組み
http://traffic439.seesaa.net/article/91100342.html

という記事を書きました。
定期運賃が5km刻みなのを巧いこと利用して最大限の区間を利用しようという主旨の記事です。

短距離ならば、これを実施するくらいしか節約をする方法がありませんが、20.1km以上だと面白い節約方法があります。
2区間定期券というやり方です。

今回はこれについて説明します。
通常、分割定期を導入した場合、関東の場合だとSuicaを使えなくなり、ただの定期券を使わざるを得ませんが、これを使えば、定期券を1枚にしたまま、分割をすることができます。

ただし、分割方法が少し特殊です。
例えば、埼京線の浮間舟渡駅から池袋を経由して五反田までの通勤定期を持っているとしましょう。
浮間舟渡から池袋まで8.6km、池袋から五反田まで12.5kmです。
合計は21.1km。通常は6ヶ月54,440円です。
これを浮間舟渡から池袋までと池袋から五反田までとに分割すると、浮間舟渡から池袋が24,190円、池袋から五反田までが27,220円、合計51,410円と、なんと分割したほうが安くなります。

しかし、2枚に分割するとSuicaは使えません。
そこで、2分割定期券を使うのです。
浮間舟渡から池袋まで8.6km、10.0kmまでは27,220円でいけます。
が、隣の大塚駅まで1.8kmあるので超えてしまいます。
浮間舟渡から大宮方面へも伸ばせません。
これはそのままにするしかありません。

池袋から五反田まではどうでしょう?
12.5kmの料金帯は15.0kmまで同じ料金です。あと2.5km伸ばせます。
ここで、五反田から大崎へではなく、池袋から大塚まで伸ばします。
14.3kmなので同じ料金です。


浮間舟渡〜池袋:大塚〜池袋〜五反田という2つに分割されました。
この形だと、形は歪ですがいわゆるT字型になっているので、2区間定期券の対象となります。
そうです。2区間定期券とは、T字になってないといけないのです。
今回の定期だと、大塚〜五反田の途中の池袋から浮間舟渡まで伸びているT字型です。



この2区間定期は、20.1km以上の距離をJRで通勤している方にとっては、節約するための最大の武器になります。
JR西日本の大阪近郊ですと、単純に分割してもICOCAを作れますが、JR東日本だとそうはいきません。そこで1枚にまとめてくれる2区間定期券が役に立つんです。

20.1km以上の距離をJRで通勤している方にとって、分割の仕組みをややこしくしているのは、電車特定区間と山手線内という2つの料金区分です。
通常、本州内ですと、「幹線」という料金区分です。
しかし、東京と大阪の一部が「電車特定区間」という通常より安い料金区分に、さらにその一部が「山手線内・大阪環状線内」というさらに安い料金区分になります。
ただし、幹線が1区間でも入っていれば、それ以外が電車特定区間でも全線で「幹線」の料金を適用されますし、電車特定区間が1区間でも入っていれば、他が全部山手線内であったとしても全て電車特定区間の料金が適用されます。
さらに、「新宿〜高尾・西八王子・八王子」といった区間だけに適用される特定区間(通常、料金帯を1つ下げる(特定区間が30〜35kmだった場合、25〜30kmの料金帯を適用する))というさらにややこしい制度もあります。
これらの原則を理解しておかないと、途中でわけわからなくなる場合がありますね。

次回から、ついに距離別の料金節約について考えていきます。
電車特定区間と山手線内とは具体的にどこからどこまでなのか、
を説明した画像を参考に置いておきます。
記事が面白かった場合でいいですので
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電車特定区間.jpeg
posted by tokumei at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | New JR通勤定期を安くする | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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