ここ2日くらい、しまなみ海道の値段の高さに「ボッタクリ」
と散々罵倒してきましたが、「ボッタクリ」以外の面では、
かなり有益であるのもまた間違いないところです。
まず、しまなみ海道が造られていなかったとしても、
尾道〜生口島、大三島〜大島間は間違いなく造られていた
でしょう。実際にこの区間は先行開通しています。
本四高速のホームページによると、
(右のお気に入りリンクから直接交通量のページへ飛べます)
広島県区間では
新尾道大橋 約10,000〜12,000台
因島大橋 約10,000〜14,000台
生口橋 約7,500〜9,000台
と、十分に通行料が多いことがわかります。
(尾道大橋より因島大橋のほうが交通量が多いのは、向島
には新尾道大橋のほかに、尾道大橋が別にあるからなのと、
向島から尾道まで航路で3分と非常に便利だからです)
これらの区間は、しまなみ海道ができていなくても絶対
に造られていたことでしょう。
多田羅大橋はひとまず置いといて、愛媛県側の区間は、
大三島橋 約4,500〜6,000台
伯方・大島大橋 約5,000〜7,000台
となっています。交通量が少ないですが、これは、
1つの橋を渡るのに400円もかかるからなのが大きいもの
と思われます。離島同士を結ぶ橋で、伯方・大島大橋程度
の橋なら普通は無料ですからね。広島県区間の生口島、
因島は人口も多く、ひとつの街としてそれなりの規模があ
りますが、大三島、伯方島、大島はそれほど大きな街でも
ないというのも交通量が少ない理由でしょう。
さて、問題なのが橋としてはかなりどころか世界でも有数
の大きさである多田羅大橋と来島海峡大橋です。
本四高速のQ&Aを読むと
http://www.jb-honshi.co.jp/qa/qa-bridge.html
多田羅大橋が900億円、来島海峡大橋が2,800億円と莫大な
工事費を費やしたことがわかりますが、瀬戸大橋や
明石海峡大橋と比べると割安です。
交通量は、多田羅大橋が3,000台程度、来島海峡大橋が
5〜6,000台程度です。少ない感じがしますが、多田羅大橋
は県境にあるため、需要の多くが本四間を移動する需要で
ありますが、本四間を移動するには4,700円は高すぎて、
ルート上の不便さから敬遠されているのが大きいです。
来島海峡大橋の需要は本四間に離島区間への需要が
プラスされてるからでしょうが、来島海峡を渡るフェリーが
大奮闘しており、それに客が食われているのが交通量が
少ない一つの理由でもあるんでしょう。
しまなみ海道は域内交通としての需要は大きいですが、
料金の高さとルート上の不利さから本四間の利用があまり
に少なく、料金の高さからフェリーと競争する羽目になっ
ている区間も多いです。
つまり、料金の高さがしまなみ海道の利点の大半を食いつ
ぶしていると言っても過言ではありません。
最初のほうに書きましたが、しまなみ海道計画がなくても
多田羅大橋と来島海峡大橋以外の橋は絶対に造られていた
でしょう。(多田羅大橋も造られていた可能性は高いです)
だからどうせ橋をあれだけ架けるんだから、いっそのこと
本州と四国をつなげてしまえ、規格も全線高規格にしてし
まえばいいと考えれば、しまなみ海道も無駄ではないんで
はないかと私は思います。しかし、料金が高すぎるんです。
ルート的に有効なのは間違いないので、来島海峡大橋と多
田羅大橋を全車両各100円としてお金をとって、それ以外
は全線無料開放してしまえば大いに有効活用できます。
瀬戸大橋や明石海峡大橋は建設費的に100円じゃ絶対通れ
ないでしょうが、しまなみならできるでしょう。
どうせ採算なんかとれないんですから、可能なかぎり有効
活用できるような料金設定にしてほしいものです。
(今日の文章はへたくそだと個人的にも思いますがご了承
ください)
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