2009年08月22日

民主党案の無料化は円滑に行われる可能性が高い

民主党が政権与党となった場合、高速道路の無料化は間違いなく行われるでしょうが、以下のような状況にはならない可能性が高いと考えています。

「自動車1台あたり5万円の増税」
「道路整備の大幅な遅れ」

5万円の増税は民主党の幹部が発言しただけですが、それが大きく一人歩きしている印象です。
特に地方在住の人にとってこの増税は致命的で、実施された場合、次の参議院選挙に勝つ可能性が低くなります。
また、有料を維持するであろう道路だけでも相当の料金収入がありますから、仮に増税する場合でも5万円も増税する必要はありません。

道路整備の大幅な遅れは建設・土木業者の連鎖倒産につながる可能性が高いですから、まず遅れることはありません。
また、万が一上記のようなことが行われようとした場合、国民新党が猛反発する可能性が極めて高いです。
民主党は参議院では単独過半数に達していませんから、他の党と連立しないと与党にはなれません。今回の衆議院選挙で民主党単独で2/3以上をとれば話は別ですが、まずありえないでしょう。

ですから、上記2つの内容がそのまま実施される可能性はほぼ0です。


無料化される場合でも、数年間は料金所がそのまま残される可能性が高いと考えています。
段階的に無料化した場合、そのつど新しく本線に料金所を新設、撤去するのは非効率的です。

無料化すれば流れが悪くなるという意見が見受けられますが、交通容量は一部の道路を除いてかなりの余裕があります。
また、右車線ばかりずっと走るような車に対しては取締りを強化すればいいだけです。立派な違反なのですから。
生活道路代わりに使われる可能性もそれほど高くありません。
高速道路はIC間の距離がかなりあり、日常的に10km以上の移動をする車はそれほど多くはない、あったとしても一般道をそのまま移動したほうが便利な場合のほうが多いでしょう。
逆に言えばICを増やすのは得策ではありません。
ICでの渋滞が懸念されていますが、もともと流出入の少ない前提の信号パターンになっているのですからそのままだと渋滞するのは当たり前です。

無料化後は多少の混乱があるでしょうが、だからといってそのままバカ高い料金のままで放置していいとはとても思えません。
過去の記事にも色々書いていますので、興味がある方はご覧ください。

財源は赤字国債や埋蔵金とやらでなんとかなると思いますけどね。
といいますかそれ以外の方法はないでしょう。
財政破綻しそうなほど借金がたくさんあると財政再建派が主張しているのになんで積み立て金がたくさんあるのかと個人的に疑問に思ってしまいます。
posted by tokumei at 15:20| Comment(2) | TrackBack(0) | New 道路に関する記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。

確かに高速道路が無料化したら気軽に遠出できますね。
でも、個人的には無料化には反対です。
せっかく、毎年2兆にものぼる収入があるのに、それを放棄してわざわざ税で補填するなんて愚の骨頂としか思えません。やはり高速道路は受益者負担たるべきだと思います。実際、私の場合、高速道路を使うことなんて、1年に数回の長めの休暇の時くらいですし。それに今年の盆の帰省ラッシュはjr利用率が例年に比べて低かったのも、高速1,000円政策の影響でしょうし、省エネルギー・モーダルシフトの時代の流れに逆行してはいないでしょうか。
Posted by ぴかちゆう at 2009年08月22日 16:29
おひさしぶりです!
とうとう民主党政権になり、高速道路無料化が現実になりつつあります…が、ワタシもぴかちゆうさんと全く同じ意見ですね。
せっかくですのでワタシも意見を述べますと、無料化自体には反対ではないのですが(もともと45年で無料化が前提ですので)、今やるのは不公平が著しいというのと、借金が残った状態で無料化するのは「金利負担」という無駄を最大化してしまうという2点からです。
6割の道路が出来た時点で、多数決でルールを変えるのってフェアではありません。4割の人が反対してもルール変更はできてしまいます。四国や山陰の自民党議員が逆風の中で勝ったのもこの理由ではないかと思うのです。
2点目ですが、借金の利子は国外に富がどんどん流失してしまうので、最小にして欲しいと思っています。だから私は消費税の増税も賛成ですし、無駄の削減にも賛成です。無料にする余裕があるなら借金を早く返して、圧縮した国債費を国内向けに使って欲しいです。国の財政に余裕があれば将来不安を解消できると思うのですが、どうでしょう。
Posted by マコ at 2009年09月09日 23:19
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