2006年01月22日

柏崎バイパス

新潟県柏崎市では、朝夕の交通渋滞が発生しています。
市街地を主に通過する交通が、国道8号に集中するのが原因です。

この問題を解決するために、現在、国道8号柏崎バイパスを建設中です。
昨年末には新しく開通した区間もあります。
平成14年に開通した区間の効果は、かなりのものがありました。

概要です。
http://chokoku.jp/works/ir_site/hyouka/jigo_hyouka/kasiwazaki/

全線4車線、立体交差も予定されてるらしく、かなり高規格な造りです。

これからも、全線4車線供用に向けて、いち早い開通が望まれます。



といいたいのですが・・・
国道8号と完全に並行して、実に立派な規格の北陸自動車道があります。
交通容量にはまだまだ余裕があります。
果たして、本当にこのバイパスをこのまま建設していいのでしょうか。




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柏崎市の渋滞はこのようになってます(わかりにくくてすみません)

渋滞3Dマップ
http://www.mlit.go.jp/road/ir/data/jutai/3dmap/minami-touhoku/ken15.html

これで一番酷いのが新潟市、次に酷いのが新潟から南の長岡市、
長岡市から西に少し行くと、少し渋滞が発生している場所があります。
そこが柏崎市です。
市の中心部、このポイントが渋滞の中心になっています。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=MapionBB&nl=37/21/52.439&el=138/34/43.338&scl=70000&bid=Mlink

この地点は、国道8号で、通過交通が多くあります。
つまり、通過交通を排除すれば、柏崎の主要な渋滞ポイントがなくなります。
ここで、並行している北陸自動車道が使えないでしょうか。


実際に、通過交通を北陸道へ誘導する社会実験も行われています。
長岡IC(関越道)〜西山IC〜柏崎IC〜米山IC間を利用した場合に、
通行料を半額にする実験です。

柏崎地区高速道路料金割引実験「快適交通大作戦in かしわざき」
http://chokoku.jp/k_kasiwazaki/index.html(概要)
http://chokoku.jp/file/kousokukasiwakekka.pdf(結果)

実験結果は良好で、市内の渋滞を減らすことができました。
(ただし、柏崎ICへの交通集中が原因の周辺道路の渋滞と、
柏崎IC料金所での渋滞が発生しました。)
高速道路へ通過交通を誘導すれば、渋滞は減らせるといういい例です。


高速道路を有効的に使えば、バイパスなんて要らないんじゃないでしょうか。
造るにしても、規格を落として建設費を抑制することができます。
長岡ICから西の北陸道は、魚津(富山県)まで、交通量の余裕がかなりあります。
(10000〜20000台/24H程度で、西に行くほど少なくなります)
高速道路を無料開放しても、渋滞は起きないでしょう。

柏崎ICへの交通集中が原因なら、近くにICを2つくらい造ればいいんです。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=MapionBB&nl=37/20/15.667&el=138/33/43.189&scl=70000&bid=Mlink
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=MapionBB&nl=37/23/55.352&el=138/37/49.631&scl=70000&bid=Mlink
この2つのポイントに新しくICを造れば、ICへの交通集中による渋滞はなくなります。
無料開放すれば、ICは簡単に造ることができます。


高速道路の有効活用によって、新しく道を造らなくてもなんとかなる
という、いつもと似たようなオチになりました。
こんな感じでこれからも続けていきます。



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posted by tokumei at 18:32| Comment(1) | TrackBack(0) | Old 道路政策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は、バイパスのために、説明会で将来立ち退きを迫られている事業所のものです。
大変興味深くよませていただきました。

高速道路を利用するのは、非常によい案で、確かにその通りだ思います。しかも、柏崎は過疎化が止まらない地方都市です。極端な話をすれば、交通量は漸減していくかもしれません。無駄はしたくないものです。

ところが、高速道路は、冬季の厳しい天候での通行止めや事故による通行止めがたまにあり、その場合の日本海側の交通ルートは国道8号のみとなります。東北方面から関西方面への輸送ルートであるため、大型トラックの交通量が多く、大渋滞となります。
また、夏場の交通量増加、朝夕のラッシュ時の渋滞も多少あります。この辺が減らせるかどうか、住民としては興味があるところです。

また、平成元年頃の住民説明会において、「すぐにでも立ち退きをお願いすることになるから、移転先を探しておいてほしい」との内容を受け、事業継続の必要性を鑑み、すぐに移転用地を買収しました。ところが、それ以降一部区間を供用のみにとどまっているため、移転の目処が立たず、遊休地のままとなっております。さらに、計画路線上には堅牢な建物を建築することが出来ないようになっています。建設をやめるという判断になるならば、そういったもの対する補償をお願いしたいのが、個人的な思いです。
Posted by てっく at 2007年05月04日 11:31
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